代表挨拶 

 

2011年、東日本大震災発生の時、私は都心の高層ビル35階の金融機関で勤務中でした。

高層ビル特有の、船のような大きな揺れがいつまでも続き、自分の身を託す高層ビルの鉄筋がギシギシと不気味にきしむ中、薄暗く壁もひび割れ、女性のハイヒールが散乱する非常階段を、逃げるように35階分降りました。

 今も鮮明なこの恐怖感、震災に続く原発事故の恐怖感、その後続いた停電期間では、都心の鉄道構内やビル街も暗く心細く、それまで何とも思わなかった「安全」や「電力のありがたみ」を、まさに「痛いほど胸に刻み込む」こととなりました。  

そして翌2012年、自然の力で電力を作りたい、との思いで、弊社(当時「株式会社地域エネバンク」)を創業致しました。以来、多くの皆様に助けられながら、今日に至ります。多くの太陽光発電所を世に送り出すこともできました。この場をお借りして、皆様に心より御礼申し上げます。

 

本サイトの背景には、不気味に煙を吐く火力発電所や原子力発電所、そしてそれに支えられキラキラと夜も輝く大都市が出てまいります。続いて、野原で太陽光を吸収する太陽電池、牧場や草原と共生する風力発電などが出てまいります。答えはどれかひとつではありませんが、現状よりもっと安心、安全な状態があるはずです。災害大国ニッポン、地球レベルの気候変動など、巨大すぎる問題ですが、各企業、個々人、もっと何かできるはずです。

 

弊社は今後も、太陽光はじめ持続可能なエネルギーの開発、利用、支援等の分野で、微力ながら貢献して参ります。

今後とも、どうぞよろしくご指導ご支援のほど、お願い致します。

 

株式会社エネバンク

代表取締役 柴内 大地